香港二泊三日の旅 Part3

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香港滞在二日目は、
朝食のルームサービスから始まります。

二人とも時差ぼけだったため、
朝食を頼んでいた10時にボーイさんのチャイムで起こされるという恥ずかしい事態に。

窓際に食卓を設定してもらい、
朝食の内容を丁寧に説明していただきました。

この日は晴天とあって窓からの景色は圧巻です。
この景色を眺めながら朝ごはんを食べられるなんてすごく贅沢な気分です。

朝食は中華を2人前選びました。

やはり香港にきたら現地の料理を出来るだけ多く堪能したいものです。

中華朝食の内容は以下の通り:

鶏肉入り中華粥
海鮮中華粥
焼きそば
飲茶(肉まんとエビ小籠包)
季節の果物盛り合わせ

飲み物:西瓜ジュース
人参ジュース
ジャスミン茶
コーヒー

中華粥には色々な薬味が添えられているので、
自分の好みに合わせて味の調節が出来ます。
左から順に、ネギ、香味野菜、卵、揚げた生地、ピーナッツ、揚げパン。
私は迷わず一気に全てを投入しました。
薬味でコクが出て海鮮粥が更に美味しくなりました。

夫の鶏肉入り中華粥は海鮮より薄味になっていて癖のない一品。
大皿に入っているのでかなりお腹にたまります。

焼きそばは色は濃く見えますが、
麺は極細、味付けが薄口で少量のもやしと玉ねぎしか入っていないので完食可能です。

肉まんの生地はふわふわで中身の豚肉餡はしっとり。

エビ小籠包は文句なしのプリップリです。

はー、本場の中華に出会えて幸せです。

もちろんデザートの果物盛り合わせも新鮮で全て熟していて美味しかったです。

何より感激したのは人参ジュースと西瓜ジュース。
自然の甘みでグラス一杯に美味しさがギュッと凝縮されています。
西瓜のジュースはあまり日本では目にすることがありませんよね。
香港では、ここぞとばかりに西瓜ジュースを沢山楽しみました。

さて、食後大分体が重くなりましたが、
なまった体に鞭を打つべく、
ホテルのジムへ向かいました。
私はひたすらマシンと筋トレに励み、
夫はプールへ泳ぎに行きました。

午後早い段階で、ハイキングをすることに。

意外にも香港にはハイキングスポットが沢山あります。
その中でも、今回は香港市内からもアクセスが良く、
人気のハイキングコースである『ドラゴンズ・バック』に行ってきました。

見てくださいこの雄大な景色。
自然と高層ビル群が混在していてなんとも不思議な光景です。
ここからの眺めは、
市内から大分離れたところまでやってきたことが実感できます。

更に歩き進めると
ドラゴンズ・バックの形がはっきりと見えてきます。

計3時間のハイキングコースの内、
半分はコンクリートで整備された道ですが
残りの半分は石畳や自然の道が続きます。

写真のように一部分の道では竹藪がアーチ状に連なって
まるで木々から入っておいでよと声をかけられているように感じます。

夜は夫の大学時代の親友夫婦と会い、
4人で食事に行きました。

ホテルからタクシーに乗って待ち合わせ場所に向かいます。
写真はホテルから出発した際に撮影したもの。
夜はライトアップされた香港市内の夜景がきらびやかです。

旺角駅近郊の『翡翠拉麺小籠包 (Crystal Jade)』へ。
シンガポール発祥の上海料理のチェーンレストランです。
香港湾仔店はミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されたことがあり、
味良し、コストパフォーマンス良しの人気店です。

旺角は香港の中でも活気あふれる繁華街。
隙間なくひしめき合うお店、
行き交う人たちで町はごった返しています。
狂気じみた程に忙しい界隈です。
また、レストランの数も半端なく多いです。

旺角駅近郊の雑居ビルの中8Fに
翡翠拉麺小籠包 (Crystal Jade)があります。
人気店のため長蛇の列に並ぶことがよくあるそうですが、
今回は運よく待たずにその場で席に着くことができました。

なんといってもこのお店は
自家製手打ち麺と点心が本格的でお勧め、とのこと。

点心をいただくには既に時間が遅かったので、
皆で前菜をつつきながら拉麺を注文することに。

胡瓜のサラダ

木耳とセロリのサラダ

四川酸辣湯拉麺

拉麺の種類によって色々な種類の手打ち麺を好みで選べます。
私は細麺を選びました。

夫の親友夫婦からの制止を振り切って
酸辣湯を頼んだらむせるほどの激辛でした。

ごめんなさい、
ヨーロッパの人は辛いものへの免疫がないから
大袈裟に言ってるだけでしょとたかをくくってました。

そしてみるみる内に口の中は激痛。
辛いを通り越してむしろ舌が麻痺。
思わず半ライスを途中投入するという始末です。

でも麺は手打ちとあってもちろんしっとりシコシコでした。
茹で加減もアルデンテ過ぎず、柔らかすぎずちょうどいい塩梅。

その他にも炒飯とか色々頼んでいたのですが
拉麺が辛すぎて他のことに集中できず
つい写真撮影を忘れてしまいました。

結局この日は夜遅くまで盛り上がって23時に解散となりました。

香港2泊目の締めくくりとして二人でバーに向かうことに。
リッツカールトン内の『オゾンバー』へ。
最上階118階にあるこれまた世界一の高さを誇るバーです。


エイジド チョコ ネグローニ

オールドファッション

ポップコーン

ネグローニは通常はジン、カンパリ、ベルモットの3種で作られますが
アペロールも入っているため苦味が増して大人の味。
トップに大きなビターチョコレートが乗っているのは
視覚効果を意識しただけではなく、バー側で試行錯誤を重ねた賜物でしょう。
ビターチョコレートの程よい甘みがお酒と完璧に合うように計算し尽くされています。

付け合わせがポップコーンというのもとにかくお洒落。
普通はバーに行ってもポテトチップスやピーナッツしか出ませんので嬉しい驚きでした。
しかも二人ともちょっと苦くて甘い後味のお酒を注文していたので
ポップコーンの塩味が丁度よかったです。

さて、翌日は午前中に香港を経ち、いよいよ東京へ向かいます。

香港空港ラウンジ編に続く